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help リーダーに追加 RSS 食料高騰の裏もやっぱり投機!

<<   作成日時 : 2008/06/03 00:21   >>

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 食料の高騰で貧しい国々では、暴動などが発生しているが、数日前に日本の輸入米をフィリピンに支援する話が記事で出ていた、下記に引用します。

-----(引用開始)-------------------------------------------------------------------
<MA米>フィリピンへ20万トン支援、米が支持 5月24日10時59分配信 毎日新聞

 【ワシントン草野和彦】コメの国際需要に関する日米両政府の実務者協議が23日、ワシントンであった。コメ不足のフィリピンからの要請を受け、日本がミニマムアクセス(最低輸入義務=MA)米20万トンの支援を検討していることについて、米国側は「支持する」との態度を示した。

 世界貿易機関(WTO)の協定に基づき、日本は毎年、約77万トンのMA米を輸入している。その半分を輸出している米国は、日本国内での消費を求めてきた。フィリピンへのコメ支援を支持した背景には、コメの市場価格高騰を沈静化させる目的もあるとみられる。

 日本が食糧援助に使っているMA米は年間10万〜20万トン。フィリピンへの支援方法は検討中だが、売却すれば初のケースとなる。
-----(引用終り)--------------------------------------------------------------------

[コメント]

 日本がアメリカから強制的に買わされている米を食料高騰で困っているフィリピンに回す話だが、それにもアメリカの許可がいる。 日本が属国でしかない実態がここにも出ているが、でも実態は、本当にお米がなくなっているのではなくて投機等で価格が吊り上げられているだけのようだ、 リンクしているM&Sに下記の記事が出ていたので転載しておきます。

-----(引用開始)-------------------------------------------------------------------
米が買えない!

フィリピンで米の価格が高騰し、貧困層が危機に瀕しています。
よくよく話を聞いてみると、フィリピン国内に米が不足しているわけではなく、価格だけが高騰しているそうです。
その原因は先物取引。お金持ち達のマネーゲームのために、フィリピンの貧しい人々が泣いているのです。
米があるのに食べられない。

私達が暮らしている社会は、お金を持っている人、お金を稼ぐことが上手な人だけを生かそうとするシステムになっています。
食糧はお金持ちが買って、余った食糧は貧しい人々に分け与えられるのではなく廃棄するのが私達の地球社会です。

そのような中で、フードバンクの試みが注目されます。
フードバンクとは、品質に問題がなく、包装が破損しただけの食品や、賞味期限が過ぎて廃棄せざるをえない食品を、企業や小売店から寄付してもらい、貧困者・ホームレス・被災者・高齢者・養護施設などへ届ける活動です。
フードバンクの世界的なネットワークが広がれば良いと思います。
-----(引用終り)--------------------------------------------------------------------

[コメント]
 フードバンクの件は、調べてみたいと思いますが、実態はお米の量自体が不足しているのではなさそうです。
今日の株式日記と経済展望の記事で引用している先の記事(下記に一部抜粋して引用します。)の内容が実態をより正確に反映しているようです。

-----(引用開始)-------------------------------------------------------------------
静かな津波が広がっている 〜食糧危機の深層〜

 −−−−−

静かな津波が世界中に広がっている

 米だけでなく、小麦、大豆、とうもろこしといった国際商品穀物の価格が急騰し、国際食料計画(WFP)のJosette Sheeran事務局長が、「This is a silent tsunami(静かな津波)」といっているように、世界中にこれまでにないタイプの「飢饉」とそれに伴う社会不安が津波のように広がっている。

 −−−−−

そもそも、何故、穀物価格は急騰を始めたのか。その背景についても多くのメディアやシンクタンクが分析や解説を行っているが、大体、以下のような高騰要因を並べたてている。

@ 穀物輸出国オーストラリアでの昨年の干ばつに伴う不作(地球温暖化の影響?)
A 中国、インドなど新興国における爆発的な需要拡大、肉食など食生活の高度化
B バイオ燃料として注目されるエタノールの原料としてトウモロコシ需要の急増、
C 原油価格高騰による輸送費、肥料、燃料費などの負担増
D 投機的資金の穀物市場への流入

そして、こうした構造的な要因を背景に、食糧価格は今後も高騰しつづける可能性が高いと結論づけている。
ここで列挙されている理由は、ひとつひとつを取り上げればどれも誤りとはいえないだろう。しかし、こうした優等生の模範解答のようなステレオタイプな説明は、問題の本質を捉えていないどころか、むしろ問題の核心を隠蔽することの方が多いといってもよいだろう

 −−−−−

ブッシュ大統領の一般教書演説が契機に

犯人捜しをすることが目的ではないが、明らかなことがひとつある。それは、このエントリー記事の冒頭に掲げたグラフを見れば、すぐわかることなのだが、昨年2月にブッシュ米大統領が、一般教書演説の中で化石燃料エネルギーへの過度の依存を是正し、二酸化炭素抑制を掲げバイオエタノールを代替エネルギーとして活用する方針を表明したことから、穀物価格の高騰が一気に加速したという事実だ。
バイオエタノールの原料作物は、主にトウモロコシだが、米国の農家が大豆や小麦の栽培からトウモロコシに鞍替えしたために、大豆、小麦の価格も高騰した。後は、連想ゲームだ。大豆や小麦が上がるなら、米も上がってもおかしくない・・・そう考えた連中が、香港で見られたように米を買い占めたり、あるいは商品先物市場に投資することで、実際に値がつり上がっていった。

 −−−−−

静かな津波の震源地はサブプライムローンの破綻

そして、現在の「静かなる津波」といわれている食糧危機の震源地は、米国のサブプライムローンの破綻に求めることができる。すなわち、米国内の住宅ローン市場に投資されていた投機資金が、新たな儲け先、あるいはサブプライムローン破綻による実損を取り戻すために仕組んだマッチ&ポンプ相場が今回の穀物価格の急騰といえるのではないか。
このことは、投資ファンドの動きからも裏付けられる。
2007年の第1四半期末から始まった穀物相場の急騰に呼応して、上場投資信託(ETF)が欧州農産物を対象に運用する資金は5倍に膨らんだという。英銀バークレイズ系列の投資専門会社バークレイズ・キャピタルによれば、この間、米国農産物取引での運用残高はそれ以上に拡大し7倍にまで達したという。

地球環境保護という美名のもとで打ち出されたバイオエタノールへのシフトは、穀物相場全体の急騰を招き、1日の収入が1ドル以下という最貧国の人々から命の糧を奪った。その裏で、大儲けした国際穀物メジャーや投資ファンドが高笑いしている。

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進まなかった代替えエネルギーへのシフト

要するに、トウモロコシの収量全体の20%を犠牲にしながら、化石燃料依存を脱却するという課題は、これっぽっちも解消されていないのだ。穿った見方をすれば、米国ブッシュが主導したバイオエタノール騒ぎは、地球環境の問題とは、端から関係がないのであり、代替エネルギーへのシフトという大義名分の下、もともと流動性の少ない穀物の世界に投機資金を呼び込み、穀物価格をつり上げて一部の投機的投資家を大儲けさせることが真の狙いではなかったのか。
食糧サミットでは、どうやら、食糧増産の方法やら「今後の対策」に関する議論が中心になるようだが、私にいわせれば、犯人捜しの方が先決である。穀物価格の上昇によって大儲けした連中をテーブルの上にならべて、相互の関係をつまびらかにすれば、誰が仕組んだことなのかはっきりするはずだ。とはいえ、仮にそうした議論が行われ、食糧の投機的な取引に関しては何らかの歯止めが講じられたとしても、投機マネーは、既に次のターゲットの物色に入っているだろう。原油、資源、食糧とターゲットは変遷してきたが、次に向かうのは、たぶん水資源だろう。

私は、これまで資本主義というものは、多くの問題はあるにせよ、基本的には善なるシステムだと思ってきた。それは、飢えや渇きに苦しむ人々に経済と産業をもたらし、貧困から救い出すものであったからだ。それが、逆に津波のように人々を襲い、命の糧である食糧や水を奪い始めている。これは、貧しい国々の人々だけの問題ではない、資本主義の危機だ。

-----(引用終り)--------------------------------------------------------------------

[コメント]

 本来、人間社会を豊かにするためにシステムがあるべきものが資本主義が行き過ぎるとお金中心主義になってしまう。 人間の命よりお金が大事、いかに大きな金額を儲けるかが主題になってしまっては、お金を儲けられる人が偉くて出来ない人は価値がないとみなされてしまう。 お金と人の命との価値が逆転してしまっている。
 日本でも、保険金殺人がマスコミを賑わせたことがあるがこれも価値観がお金が全てになってしまっているからおきる事。 いま、世界規模でのグローバル化によって投機資金が自由に世界を駆け巡ることが出来るようになったことの弊害が噴出してきていると言える。 市場原理主義が人を幸せにしないことの多くの人が気づく必要があります。


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