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この本は、blog:松藤民輔の部屋で知ったのですが、私は本を読むとき重要だと思う箇所を赤ペンで線を引いたりマーカーでマーキングしたりするのですが、久しぶりに読むながら熱中してマーキングしていました。 面白い、こんな視点があったのか! そんな感じです。 ======================================================================================================= 日本文明・世界最強の秘密 経済の低迷・少子化・石油始め原料の値上げ等日本の未来に悲観的な見通しが巷に氾濫していますが、データを元にそれに真っ向から反論する日本文明論です。 日本の強みは世界一のエネルギー効率の良さ! その原因は、大都市圏への人口集中とその人々の足を支える鉄道ネットワーク、鉄道は大量輸送機関であり、人口が集中する大都市圏での交通インフラとしてその強みを発揮する。 日本の大都市圏での鉄道依存度は50%を超え、大量輸送機関である鉄道のメリットが遺憾なく発揮出来る。 この鉄道依存度の高さが諸外国と比較しての圧倒的なエネルギー効率の高さを支えている。 産業分野のエネルギー効率で観るとヨーロッパとではそれほどの優位さはない。 すでに60年代に世界一のエネルギー効率を達成していたが、その後田中角栄氏の「日本列島改造論」にのって大都市から無理やり地方に分散しようとしたことが、大都市圏の成長を妨げ、地方を効率の悪いままに温存する非効率化に繋がってしまった。 本来なら強制的に地方分散させるのではなく自然の流れで最適の状態に収斂されるべきであるとのこと。 特にサービス産業においては人口が集中する大都市圏ほどビジネスのメリットが大きい。 経済効率も大都市圏の方が良い。 日本に対して鉄道が衰退産業でしかなく車社会化してしまった欧米では最早日本の社会インフラには到底追いつけない。 この差が、今後エネルギー高騰する世界での日本の強みとなっていく。 ではなぜ、日本だけがそうなったのかの欧米との歴史文化論等読んで見て納得できる部分が多くあります。 本書の中で、著者曰く、日本の知識人の最大の欠点は、いっさいデータを自分で見ることもせずに、その時その時にマスコミが作り出している風潮だけでものを言うことだ。 また、無条件に欧米を崇拝する傾向があるとも....、 日本に対するこういう見方もあったのかと新しい視点に気づかせてくれる本です。 もう、欧米崇拝ではなく日本の良さを生かしていく時期に来ているのではと改めて感じました。 ======================================================================================================= ★人気ブログランキング★に参加しています。
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